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いよいよ筆者は、4月初めに帰国することになりました。
ハノイに暮らしている間、日本にいるよりもたくさんの旅行の機会に恵まれ、国内国外を問わず、いろいろと移動しました。全くの個人手配で行った場合とツアーを利用した場合がありましたが、いずれがよいのかは、場所によりけりでした。ただ、ツアーといっても、日本でよくあるいわゆる添乗員付のパックツアーとは異なり、現地空港からホテルまでの送迎があるとか、観光プランがついているといった程度のもので、添乗員がホテルのチェックインから食事や観光など旅行中の行程全てにおいてお世話をしてくれるものとは違います。
確かに、言葉も地理もわからない外国においては、添乗員付のパックツアーですと、荷物の移動、観光場所での手続きなど、添乗員に任せきりで済むのでとっても楽ですね。
しかし、任せきりにしておいて、荷物が途中でどこかに行ってしまった場合、だれに責任をとってもらえるのでしょうか。
まずは、当該ツアーの主催者である旅行業者に責任を問うことが考えられますね。
実際に荷物を預かった添乗員が、現地の旅行業者に雇われている者であって、ツアー主催者である旅行業者に雇われているわけではないとしても、変わりません。
ツアー主催者は、現地の旅行業者と契約し、この添乗員を使うことで利益を得ているのですから、履行補助者として、ツアー主催者の旅行業者に雇われている者と同視することができるからです。
とすれば、ツアー主催者である旅行業者としては、この添乗員を通じて、お客さんである旅行者の荷物の安全に努めるべき義務があり、添乗員のミスで、荷物を紛失してしまった場合には、責任を取ることになります。
ただ、問題は、その責任の内容です。
紛失した荷物そのものを返せというわけにはいきませんから、損害額を賠償して貰うことになるのですが、この損害額がいくらであるのかは、旅行者が立証することになります。もちろん、口でいくら相当だというだけでは立証になりません。荷物の中には、いくらのものが入っていたのかを立証するのは、難しいことです。これでは、旅行業者に責任が問えるとしても、損害額を立証できないので損害賠償をしてもらうことができないというなんとも困った結論になってしまいます。そこで、旅行業の約款において、15万円まで賠償する旨規定されていますが、これでは納得できないという場合もあるでしょう。
そんなリスクを考えると、外国旅行をするときは、高級品など持たず、貴重品は必ず持ち歩くようにしないといけませんね。
~おまけ~
ベトナムでは、洋服のオーダーが安く気軽にできます。シルクも豊富なので、滞在中、シルクのワンピースなどをいくつか作ってみました。自分ではなかなか気にいっていて、日本に帰ってからも着ることができるだろうと思っていたのですが、久しぶりに日本に一時帰国をして戻ってこられた方の話を聞くと、ベトナムで作った服は、日本では全然着ることができなかったというのです。ベトナムでは良いと思って着ていても、日本ではデザインなどに違和感があるそうなのです。バックなども同様で、ベトナムでは普通に使っていたバックが、日本では使えないとか。帰国にあたり、ベトナムで作った服は全て処分して帰るという方もいますが、私はもったいなくてできないので、持って帰ってできるだけ使いたいと思っています。
更新日時:2003年4月1日
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