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秋も深まり、学校現場も展覧会、学芸会も一段落といったところでしょうか。そんなこの時期職員室では「開かれた学校つくりッうことで、総合学習にゲストティーチャーでも呼んで…」なんて話がされているのかどうかは分かりませんが、助産婦たちに性教育の出前講義のお声がかかる季節になってきました。
ということで、11月は小田原、伊豆大島と熱海方面に3週連続で朝から出かけておりました。駆け出し性教育講師の私は、講師料+交通費もわずかなものですから、いかに交通費を浮かせるかと毎回苦心しております。
今回も、普通料金でのれる急行「アクティ」にのり東京駅を出発。しかし、周りを見渡せば「紅葉狩り」の熟年グループばかり…。駅のホームではお顔のつやの良いご婦人がたや紳士の皆様が「お久しぶりでございます。どうぞよろしく―――っ」とニコニコとグループに駆け寄りご挨拶。
列車内はドアが開くと同時に「熟年フルーツバスケット」のように席は埋まっていき、熟年男女の「怪しげな熱気」をハラミ東京駅を出発していきます。
東京駅から熱海の1時間40分、ご一行様たちと一緒にボックス席に座った私もこの時間は仕事の準備に当てたいと勇気を持ちおもむろに講義資料を開くのです。が…「ねえ、ボンタンアメでもどうぞ」「このウーロン茶美味しいわ」なんてお楽しみの皆様を目の前にして「性交の国際ライセンス」とか「精子」や「卵子」の図などなどパワーポイントを印刷した怪しい資料を開くことになり、当然ちらりと観察された後、「見ていないわよん、お気になあさらずにネ」とばかりに配慮してくれる視線をチョッと感じつつ「今晩の宿はお風呂が7種類が評判よ」なんて会話がされる中で妙に緊張した時間をすごすことになります。(きっと、電車を降りたとたんに話題になるんだろうなあ)
イヤー、仕事だとはいえ怪しすぎる「女一人旅」ですよね。かばんの中には他にも女性用コンドームやらエイズ基金でつくったというブラジル土産の「コンドームポスター」が入っていたり。まったくコレでパンツのゴムも入っていたら昔の「押し売り」ですよね。こんな時、刑事ドラマみたいに事件が起こって所持品が公開されたらきっと家族は迎えに来にくいでしょうね。
そんな怪しい小旅行も帰りは結構楽しいものです。(伊豆の大島では美味しい焼酎も飲めて、明日葉ピラフも食べられたし)次はどこで呼んでくれるかなあ。
えっ?贅沢言わないで近くの仕事をしっかりやれと…はいはい。
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