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新生児訪問に行くといろいろな赤ちゃんに出会います。
中には、ベテラン母さん、ばあちゃんにしてもお手上げというなかなか手強い相手もいます。本当に「泣く」という表現しかできない頃の赤ちゃんには困ってしまいます。お手上げ状態の大人がいささか「むっ」としてしまう事もあります。ここは一つ、赤ちゃんにもお許しいただきたいものですね…。我が家の双子も、同じ環境なのにどうして?という程違う反応をする赤ちゃんでした。一人は泣き虫、一人はマイペース。双子でも違う人間なので当たり前のことなのですが「もって生まれた性格ってあるのかなぁ」としみじみ思いました。
世界中でも「赤ちゃんが泣く」という事は、大人に一工夫を考えさせるようです。日本にも昔から、虫封じや宇津救命丸があるように、ヨーロッパでも「夜泣き用」のハーブや、おまじないがあるようです。
成長すれば「泣き虫だったよねぇ」なんて懐かしがることも、狭い部屋で泣かれる事が続くと本当に困ります。
面白い本を見つけました。
◎「赤ん坊にも理由(ワケ)がある」 角川書店
ニューヨークの「民族小児学」という分野のメレディス・F・スモール という学者さんの書いた本です。世界中の育児の文化を比べ、そこから生まれる育児の千差万別を書いた本なのですが中で、赤ちゃんの泣くのを調べてみたら、大体2ヶ月目にとても長い時間泣く赤ちゃんが多い事が分かったそうです。
文化によって、泣き方、寝かせ方、育児で大切にするところがずいぶん違うんだなぁと、意外な発見をして面白い本でした。日本は、戦後アメリカの「母子保健」の知識が入り、
「スポック博士の育児書」なんてアメリカの育児書が大ブームになったことがありました。しかし、どうやら「畳の国日本」はアメリカ流
「別室育児」とはちょっと勝手が違ったようで根づく事はありませんでした。
ところが、アメリカ流の育児を勉強した助産婦や保健婦の教えを忠実に守った母達(今のおばあちゃん)は、抱き癖や3時間ごとにキチンと授乳する事を教え込まれちゃったものですから、娘達が「赤ちゃんが泣いたら抱いて良いですよ」なんていわれてきても抵抗があるのかもしれません。
お産後の里帰り先での「育児の意見が違う」なんて母娘のケンカの原因はこんな理由もあるのかも知れません。
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