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一度火がついたら、どんな消火器であっても、もはやその火を消すことはできない。
ありとあらゆる証券会社のサイトをほじくり、いよいよ着手。 しかし…。問題が立ちはだかった。
まず、株につぎ込むためには資金が必要だ。
資金は、ない。
そして、かぶりつき三代目の名にかけて、損をしてはならない。絶対に。
どうするか。
そこで出会ったのが、野村證券(http://www.nomura.co.jp/index.html)の「バーチャル株式投資倶楽部」。
100万円の現金があると想定して、株式を売買していくのだ。
もちろん参加料は無料、一人の人間であっても、いくつもの別の名前で参加できる。
はまった。
バーチャルであっても、資金はある。100万円。現実的だ。
銘柄選びが始まる。
まずは、手始めに、身近なところから。
いつもお世話になっているジョナサン、安楽亭、セゾングループ、西武鉄道。
データを覗いてみる。 もちろん、サイト上で。
なるほど、お店がにぎわってるところはやっぱり儲かってるんだ。
もう少し手を広げて、KDD、NTT、日本テレコム。
ネットバブルとあって、通信株はうなぎ登り。笑いが止まらない。
女性の味方、ユニ・チャーム、花王、資生堂、セシール。 この不景気の中、がんばってる。
毎日毎日株価をチェックしてはエクセルに打ち込んでいく。
おのずと、グラフができあがり、売りのタイミングをつかんでいく。
一番おもしろいのが、やっぱり通信・情報関連株。
昨日90万円だったのが、今日には110万円になっていたり、その反対だったり。
株を買いたいときは「下がらないかしら?」
株を売りたいときは「上がらないかしら?」
毎日がエキサイティング!
仮想現実とはいえ、手元のこの100万円。
減らしてなるものかと、意地になる。
株を買ったあとは株価が気になって仕方がない。
情報収集はもっぱら、サイト上で。
リアルタイムで株価や為替が入手できる。
http://money.nikkei.co.jp/money/
http://www.moneyjoho.co.jp/
http://news.yahoo.co.jp/headlines/bus/
そういえば、一代目かぶりつきは証券会社のお兄さん、お姉さんから、
二代目かぶりつきは雑誌や新聞から情報を手に入れていたな。
時代が変われば、情報の入手方法も大きく変わるものだ。
三代目かぶりつきは来る日も来る日もパソコンをながめていた。
自らの現物100万円をつぎ込むその日に備えて。
そして、その「日」はやって来た。
決戦の時だ。ぬかるでない!三代目よ!
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