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今回は「酒販店での良いお酒の選び方」ということについてお話ししようと思いま す。
当然ですが、まず大切なのは「良い酒販店に行く」ことです。
良い酒販店というのは、飲食店の場合と同じく「お酒の事をよくわかっている酒販店」です。
それではどういうお店が「よくわかっている」のでしょうか。
チェック項目は以下の通りです。
1.価格
「幻の酒」といわれる入手困難なお酒を適正価格(希望小売価格)で販売しているか どうかが目安となります。そのようなお酒はもともと、例外無く、品質に対して割安感があったために人気が出て製造が需要に追いつかなくなってしまい、いつしか
「幻」となりました。
それなのに入手困難だからといってプレミアムをつけ法外な価格で販売しているような酒販店は論外です。そんな店に行くのはやめましょう。「高
いくせにたいしておいしくない」などと消費者の方々に思われては日本酒全体のイメージダウンになってしまいます。
高品質のお酒をなるべく手頃な価格で提供しよう としている酒蔵、その想いを直接消費者の方々に伝えようとしている良心的な酒販店、そして何よりも実際に飲む皆さんにとって大迷惑極まりない話です。
参考までに主な銘柄の東京地区における希望小売価格(税別)を列記しておきます。
| ・越乃寒梅 |
白ラベル(通常「越乃寒梅」と呼ばれているものです ) |
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1800ml ¥1,940 |
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別撰 |
1800ml ¥2,430 |
| ・八海山 |
普通酒(通常「八海山」と呼ばれているものです) |
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1800ml ¥2,042 |
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本醸造 |
1800ml ¥2,430 |
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吟醸 |
1800ml ¥3,304 |
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純米吟醸 |
1800ml ¥3,595 |
| ・久保田 |
百寿 |
1800ml ¥1,950 |
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千寿 |
1800ml ¥2,350 |
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萬寿 |
1800ml ¥7,800 |
| ・〆張鶴 |
花 |
1800ml ¥1,680 |
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月 |
1800ml ¥1,940 |
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雪 |
1800ml ¥2,230 |
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特撰 |
1800ml ¥2,620 |
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純 |
1800ml ¥2,900 |
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吟撰 |
1800ml ¥3,400 |
2.品揃え
入手困難なものだけでなく、高品質で割安なお酒はたくさんあります
。 聞いたことが無い銘柄ばかりの品揃えでも、自分の五感を駆使して判断したお酒を誇 りを持って販売している酒販店なら大丈夫です。
「幻の酒」を正規ルートで仕入るこ とができず、希望小売価格での販売が不可能なので品揃えしていない、というポリシーを持った店に行きましょう。
3.管理
日本酒の場合、特に吟醸系のお酒や生酒はデリケートです。それらが冷蔵庫で低温保管されているかどうかはおいしいお酒を買う上で重要なポイントです。
無造作に棚の 上に置いてあったり日光があたる場所にある場合は、品質が劣化している可能性が大きいので注意しましょう。
また、純米・本醸造・普通酒も冷蔵庫での保管が理想ですが、設備投資やスペースの問題から難しいのが現状です。当店でもこれらのお酒は冷蔵庫に入れることができず
棚に置いてあります。しかしできるだけ品質を保持するために、温度が高い夏場は、営業時間はもちろん閉店後も冷房をかけつづけています。
4.知識 お酒の味の表現や造り方に精通しているお店を探しましょう。当たり前だと思われるかもしませんが、自分で飲んだことが無いお酒を、平気で扱っていたりお客様にお奨
めたりする店がなんと多いことか。また、扱っているお酒に誇りを持っている店は、 然ながら蔵元との関係も親密です。造り手の考え方や蔵の周りの風景なども伝える
ことができるはずです。
以上が私の、おいしい地酒を買うための酒販店を選ぶポイントです。
店側からすれば、決して「こだわり」などでは無く、当然のことばかりだと思いま す。
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