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年に何回か様々な団体が主催して色々な場所で「利(き)き酒会」が開かれ、利き酒の能力を競うコンテストが行われています。
私は数年前「東京小売酒販組合主催全国市販酒利き酒会」で、参加者二千数百名中、第二位になったことがあります。 「できすぎ(まぐれ)」というのは自分自身一番わかっているのでそれ以降は参加せず、その時の成績を一生自慢し続けようと思っています(笑)。
さて、利き酒会とは、どのような内容かご存じでしょうか。
「利き酒能力の競技会」というと「ワインのテイスティングのように味をみて銘柄を当てる」と考えていらっしゃる方が多いと思いますが、それは少々違います。
私が参加した件の利き酒会の場合、問題が四つありました。
第一問:五種類ほどのお酒があり、自分が良いと思うものから順番を付ける。「だけど、『良い』って一体なに?『おいしい』だと人それぞれ好みがあるので一概に順番は付けられないし・・・。」と迷った私は、「造りが良い(=丁寧)かそうでない
か」というように勝手に解釈しました。良い造りのお酒は香りも味もきれいです。結果は全部正解でした。
第二問:お酒が数種類置いてあり、それぞれどれが普通酒・本醸造・純米・吟醸・純米吟醸等なのか当てる。これも全部正解でした。
第三問:手前のテーブルにA~E、奥のテーブルには【1】~【5】の印が付けられていて、Aは【1】から【5】のうちの何番、Bは・・・、Cは・・・、という具合に味を記憶する。またまた全部正解でした。
第四問:焼酎が数種類置いてあり、それぞれどれが芋・麦・米・そば・泡盛なのか当てる。これは残念ながら不正解。
結局私は四問中三問正解となり、商品として1.8Lビンに入った日本酒を10本いただいたのでした。
他の団体が主催する利き酒会で、美丈夫醸造元・濱乃鶴酒造の若き杜氏である相原さんは、高知県代表として日本一になったことがあるそうです。どのような競技内容なのか聞いてみたところ、ひとつのテーブルにA・B・C・・・、他のテーブルに【1】・【2】・【3】・・・と印が付けられたお酒が十一種類ずつあって、Aは【1】から【11】のうちの何番、Bは・・・、Cは・・・、という具合に味を記憶する問題だったそうです。
相原さんにその話を伺ったとき、最後におっしゃった言葉が印象的でした。
「私たちはお酒を造るプロとして利き酒能力を高める努力をする必要がありますが、一般の消費者の方々はそんなに堅苦しく考えず、楽しく味わってほしいと思います。」
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