今月は、山の恵み『山菜』を召し上がれ!
『ぎょうじゃにんにく』と読みます。山で辛い修行を行う「行者」が好んで食べたことから、この名が付いたと言われています。別名は『アイヌねぎ』。スズランのような葉からは想像できないくらい、匂いはニンニクそのもの。普通のニンニクより強いくらいです。おひたし、和え物、炒めて卵とじも美味しいですが、お勧めは何と言っても餃子!ネギのように刻んで薬味にしても良いですね。ニンニクやネギの種類なので、その薬効成分はまさに万能薬。動脈硬化、冷え性、ガン・高血圧の予防など。もちろん、疲労回復・滋養強壮にもバツグンの効き目があります。美味しいからといって、食べ過ぎないようにしましょうね。
前に屈んだように丸まった形から、名前が付いています。『こごみ』『くぐみ』とも呼ばれます。ぜんまい・わらびの仲間です。見た目と違ってアクのない食べやすい山菜で、和え物、炒め物、天ぷらなど、いろいろな料理に使えます。おひたしや和え物にするときは、茹で上げたキレイな緑色を活かすように、さっと茹でた直後に冷水にさらすと良いですよ。
ユリ科の山菜で、丸まって立つようなすっとした緑の葉と白い茎を食します。味や香りにはクセがなく、シャキシャキした食感で食べやすい山菜です。特有のヌメリも、免疫を高める成分があり、美味しさを増しています。塩を入れたお湯でさっと湯がいて、おひたしやサラダに。また、お味噌汁の具や卵とじにどうぞ。乾燥したものは保存食として重宝されたことから、「山かんぴょう」とも言われます
東北地方では『あいこ』と並んで、おなじみの山菜でしょうか。モミジのような葉と、うっすら赤く空洞になっている茎が特徴の『しどけ』は、シャキシャキ感が残るくらいにさっと茹でておひたしにします。天ぷらや煮びたしも美味しいですよ。香りがよく、味もソバに似ていて『ソバ菜』とも呼ばれるそうです。
春の山菜の中でも、一度は試してみたい『花わさび』。まるで小さな花束みたいに、店頭に並んでいます。『花わさび』は下ごしらえも大事。お湯にさっとつけて、すぐ水で冷やしたら、軽くしぼって適当な長さに切り、しょうゆとみりんに漬けます。そして冷蔵庫でしばらく冷やしておかないと、つんと辛い風味の良さが出ないのです。「まだかな~」とワクワクしながら待つのも、楽しみの一つ。ご飯に、お酒のお供に、どうぞ召し上がれ。
春の味ってなぜ「ほろ苦い」のでしょう?
これは、新陳代謝の衰えている冬の身体から、老廃物を出す成分「アルカロイド」の味なのです。
苦いのになぜか食べたくなるのは、身体が欲していたのですね。今が最盛期の「山菜の王様」といえば『たらの芽』!やっぱり天ぷらで食べた~いっ!

写真提供:元青果 MOTO
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次回もお楽しみに!


