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さぁ!夏休み本番です!子供の頃は夏休みが始めるとすぐ、おばあちゃんちに行ってましたね~。
おばあちゃんちでの夏休みといえば、縁側での枝豆取り。近所の農家からいただいた枝豆を、枝から一つ一つはずしていきます。まだここにも付いてるよー、なんて言われたり。あぁ、果てしなく時間があった夏休み。今は…なんて時の経つのが早いこと!
今月は、夏の定番『枝豆・だだちゃ豆』を召し上がれ!

はっちーの旬の野菜レシピ 枝豆・だだちゃ豆


枝豆とは

枝豆は枝豆と言う種類があるのではなく、大豆の未熟な実を指しています。もともと、大豆を収穫する1ヶ月ほど前に取った豆が「枝豆」なんですね。現在では、大粒で甘味が強い枝豆専用品種としても栽培されています。この大豆は、古代から日本で栽培されていましたが、枝豆としての食用は17世紀末からだとか。すでに奈良時代にはゆでた枝豆が夏の風物詩とされていました。今では冷凍技術のおかげで1年中食べられますが、国産物は初夏から秋にかけて出荷され、真夏が最盛期です。枝豆は夏野菜の王様!というより若い王子様☆といった感じかな~。

その名前の由来はずばり、「枝付きの豆」なので「枝豆」。まぁ、なんて素直な名前(笑)。他にも、田んぼのあぜで栽培するところから「あぜ豆」、サヤを摘み取るので「サヤ豆」とも言われています。


枝豆の種類

枝豆というと「緑色の枝豆」を思い浮かぶのは関東の方ですね?枝豆として食される種類の豆は、なんと数百種類もあるそうです。地域によって好みが違い、関西では皮の黒い「黒豆」が、上越では薄皮の茶色い「茶豆」がよく食べられています。「黒」や「茶」は、サヤや薄皮の色を指します。「茶豆」を見慣れない関東の方がその色や、濃い香りから「腐っているの??」と勘違いすることもあるとかないとか(笑)。関西では「丹羽の黒豆」が有名。最近人気の「だだちゃ豆」は茶豆の種類のひとつです。


だだちゃ豆

味の濃い、美味しい枝豆として全国的に有名になった「だだちゃ豆」は、山形県のJA鶴岡の登録商標です。江戸時代より最良の品種として守り継がれてきた「在来種」で、山形県鶴岡市のごく一部の地域で、短い一時期しか生産されない貴重な枝豆です。新潟の茶豆とは先祖が同じとされている茶豆の一種です。

特徴は、サヤの表面が茶色の毛で覆われいて、豆にくびれが深く入っていること。また、普通の枝豆が一つのさやに三つ入りなのに対して、だだちゃ豆は二つ入りが基本で豆がふっくらとしています。色形の見た目はあまり良くありませんが、甘い香りと豆の歯触り・甘味は格別で一度食べたら病みつきになるとか。味で勝負!のだだちゃ豆。なんか親近感湧いてきますね~。

今日はどこのだだちゃのだだちゃ豆?不思議な名前「だだちゃ」とは、山形県庄内地方の方言で「おやじ」とか「お父さん」という意味。昔、枝豆好きな鶴岡の殿様が、農家に毎日枝豆を持ち寄らせては「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」と訊ねた事から、だだちゃ豆と呼ばれるようになったという説が有力です。また、福島県の伊達地方から来た茶豆なので「伊達の茶豆」から「だだちゃ豆」に転じたという説もあるようです。「だだちゃ豆」とは「鶴岡だだちゃ豆生産者組織連絡協議会」が認定した10品種の豆のみを指していいます。品種は同じでも、他の地方で育てた枝豆は「だだちゃ豆」とは呼ばれないのです。


枝豆の栄養

枝豆大豆同様に「畑のお肉」とも称され、良質のたんぱく質が豊富で、ミネラルやビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、食物繊維も多く含み、高い栄養価があります。
さらに大豆にはないビタミンAやビタミンCも含みます。枝豆は、豆と野菜の両方の栄養がたっぷり詰まっている、夏の疲れた身体に効果的な野菜なのです。

ビタミンB1は疲労回復のビタミンとして有名です。夏の暑さでバテ気味の時は積極的に取りたいですね。またビタミンB1は糖の代謝も促しますので、アイスクリームや清涼飲料水など甘いものを食べすぎたときにも良いですね。

がんや風邪などの予防作用で知られているビタミンCの含有量は、春菊の1.5倍、ほうれん草の約半分にもなります。 熱に弱いビタミンですが、枝豆はサヤごとゆでるため流失が抑えられます。サヤが枝豆のビタミンCを守っているのです。食べるときには捨ててしまう部分ですが、サヤは豆を守る強いガードマンといったところでしょうか。

豆に含まれている「レシチン」は、細胞膜を構成する要素です。特に脳や神経などの重要な細胞膜の中に多く含まれていて、最近はコレステロールの除去効果から健康補助食としても注目を集めています。また、最近注目の「イソフラボン」は更年期症状の改善、骨粗しょう症の予防などに、「サボニン」は血流の改善、疲労回復などに効果があるといいます。

枝豆は野菜類の中では特に多い蛋白質を含んでいますが、蛋白質は元々皮膚や脂肪、血液などの成分となり、脂肪は体内に蓄積されて熱やエネルギーのもとになります。この中にはメチオニンというアミノ酸が含まれています。この成分はアルコールの分解をサポートするので二日酔いの予防にもなり肝臓を守る働きがあります。
他にビタミンB1もアルコールの代謝を促進しますし、肝臓の働きを向上させる「コリン」も豊富です。複数の栄養素によって「ビールのおつまみに枝豆! 」は科学的な根拠があったのです!

「コリン」はビタミンB群の仲間ですが、、頭脳力の向上や脳の老化防止などの効果があるといわれています。他にも、整腸効果のある食物繊維、骨を丈夫にするカルシウム、取りすぎた塩分を追い出すカリウムも豊富です。そして、漢方としての枝豆には、食中毒、腎炎、乳汁不足、除湿(体内の余分な水分を排出)、喉乾きを押さえる作用などがあります。生のままサヤから出して煮詰めた汁に、砂糖か蜂蜜を入れ服用すると、熱冷ましの効果があるそうです。

生と冷凍の枝豆では栄養価に差はないと言われていますが、やはり旬は夏!老若男女を問わず現代を生きる私たちのおつまみとして、もう一度枝豆パワーを見直してみませんか。


枝豆の保存方法

枝豆本当に甘みのある歯ごたえのいい枝豆は、やや若取りの枝豆というのが生産者の方の意見だとか。サヤに実が入りすぎる「過熟」も、実入りが悪い「早取り」も味が落ちてしまいます。収穫適期はたった3日間ともいわれいて、その間に収穫したおいしい枝豆が出荷され、皆さんの食卓に載ることになります。店頭では「鮮度」のいいものを選びましょう。
サヤにうぶ毛の残り、色の良いものを選びましょう。黄色味が出ていたり、サヤの先が枯れているものは鮮度が落ちています。すぐに食べる予定がなくても、買って来たら早いうちにゆでたほうが良いです。固ゆでにして冷凍保存も可能です。


枝豆の調理方法 レシピ

枝豆を塩ゆでにする場合、まずさっと洗った枝豆に多めの塩を振り、よく揉んでサヤのうぶ毛を取ります。この塩で、青々と色鮮やかにゆで上がります。たっぷりの湯を沸かした中にも塩をひとつまみ。枝豆を入れたら強火でゆでます。サヤが一つ二つぱっくり割れてきたら、味見をして固さを見ます。ちょっと固ゆでくらいが美味しいですよ♪

ゆでた後に、冷水をかけるやり方もありますが、塩味が落ちて水っぽくなるのであまりおすすめはできません。大ざるに取ったらざっざと振り回して、熱を冷ますのがはっちー流。
熱いうちに塩味を見て、また塩を振ることもありますが、塩分取りすぎには注意☆です!

塩ゆでの他にも、サヤごと醤油や砂糖で煮たり、すりつぶしたりして和え衣にもどうぞ。東北地方では枝豆をゆでてすりつぶしたものを、「ずんだ」(または「じんだ」)といい、和え衣にしたり、餅にまぶしたりして活用されています。また、サヤのまま熱湯をくぐらせて軽く塩押しして貯蔵されます。これをゆで直すと青々として生のようになり、新年に用いられるそうです。

ゆでた枝豆は、色が爽やかで味も淡白ですので、どんな料理とも相性が良いです。煮物、天ぷら、サラダやカレー、和洋中いろんな料理に活用しましょう。
良いアイデアが浮かんだら、ぜひはっちーにも教えてください♪

 

枝豆のおすすめレシピ

今月のフルパワー野菜「枝豆」。おつまみだけでなく、工夫して毎日食べるようにしたいですよね。はっちーのおすすめの枝豆レシピは、おばあちゃんちでの食べ方そのもの。塩ゆでしてサヤから出した枝豆に、かつお節としょうゆをまぶし、ご飯の上にかけて食べます。

夕飯前になると子どもたちが呼び集められて、お手伝い。ゆで上がった枝豆を保存容器の中にプチプチサヤから出していくのが子供の仕事です。これが何杯でもおかわりできる、夏バテ知らずの簡単強力(協力?)おかずに大変身。夏休みでヒマをもてあましている子供に「豆むき競争よ~」なんて誘ってみてはいかがでしょうか?案外ゲームより面白くって、夢中になってしまうかも☆

夏は野菜天国です!美味しい野菜をモリモリ食べて、元気いっぱい、暑さになんか負けないぞ~!

はっちー★

次回もお楽しみに!


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