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今年も残り少なくなりました。今年の年賀状はぜひパソコンで!(^^ゞ
寒さの増すこの時期「石焼~いも♪」の声には、つい誘惑されちゃいますよね☆甘くてほくほくした焼き芋は、身も心も温まる美味しさ!今月は『さつまいも』を召し上がれ~!

はっちーの旬の野菜 さつまいも


さつまいもの歴史

さつまいもはその名の通り「薩摩(現在の鹿児島県)」から日本全国に広まった芋です。野菜中、糖質が最も多く、英語ではスイートポテト、日本では甘藷(かんしょ)と言います。また、中国から沖縄の宮古島に最初に伝わったので、唐芋、琉球芋とも呼ばれます。


原産地は、中南米の熱帯アメリカ。紀元前3000年ころには栽培が行われ、一般的に広く食されていたようです。ペルー遺跡では、さつまいもの形をした土器や、花や葉を描いた布が発見されていて、当時から食料として栽培され、馴染み深い野菜であったことがよくわかります。

焼き芋

荒地でも栽培が可能で、栄養に富み、主食にもなる野菜「さつまいも」は、貴重な食料源として世界の国々へと伝わっていきました。さつまいもがアジアへ伝えられた経路は3つあると考えられていますが、コロンブスがヨーロッパへ持ち帰り、そこからアフリカ、インドさらにインドネシアや中国に達したルートは特に有名です。


日本でのさつまいもの歴史は、1597年に宮古島の役人が中国から持ち帰ったことから始まります。栽培は1605年、琉球(沖縄)の役人が中国福建省から持ち帰った苗がルーツとされています。 琉球(沖縄)で根付いたさつまいもは、その後、琉球王から種子島の島主へと贈られ(1698年)、西之表で栽培が始まりました。西之表市の下石寺には、栽培を記念した「日本甘藷(かんしょ=さつまいも)栽培初地之碑」が建てられています。


さつまいもは、火山灰地でも栽培ができ、台風にも強いので、やがて薩摩(鹿児島)全地域で栽培されるようになりました。 亜熱帯の風土が栽培に適しており、今でも鹿児島県は「さつまいも」の名産地。さすが「薩摩芋」と呼ばれ続けるだけのことはありますね。


さつまいもの立役者といえば、江戸時代の蘭学者、青木昆陽(あおきこんよう)。さつまいもを、飢饉の際の「救荒作物」として、その価値を見抜いた昆陽は、特徴や作り方を記述した「蕃藷考」という書物を著しました。それが大岡越前守忠相の目に留まり、将軍徳川吉宗に認められ、幕府の政策として、青木昆陽がさつまいもを日本全国に広めていったのです。大飢饉などで多くの命を救ったさつまいもとともに、昆陽は人々に「芋神様」とも称えられ、そのお墓には「甘藷先生墓」と記されています。



さつまいもの種類

さつまいも

日本で栽培されているさつまいもは、40種類以上もあります。姿や形は似ていても、中身の色は様々で、バラエティに富んでいます。現在、広く出回っているのは、「紅あずま」や「紅小町」といった、皮が赤く甘くホクホクとした粉質の品種です。同じ赤い皮でホクホクの仲間には「高系14号」もあります。昔からの品種で、品質がよいことで有名なのが「紅赤」。きめ細かい肉質と甘みが強いのが特徴で「金時いも」とも呼ばれています。 有名な「なると金時」は、徳島県鳴門市の特産品です。ねっとりとした粘質の芋なので、きんとんに向いています。


品種改良と共に淡泊な味へと変わっていくのは、「万人に好まれる味」を求める近代栽培の流れなのでしょうが、さつまいもも例外ではありません。そういった意味では、最近の人気種「安納(あんのう)芋」は古来のさつまいもに近い味と考えられています。また「種子島むらさき」のように珍しい品種も好まれるようになってきました。


安納芋とは

種子島は有名な「さつま芋」の産地で、ここで育つ芋はどんな芋でも美味しくなると言われるほど、さつもいも栽培に適した土地です。「安納芋」は、その種子島で作られ続けていた伝統の品種。高水分で、焼くとクリームのようにねっとりとした食感があり、野菜とは思えないほどの甘さを持った芋です。皮の赤い「安納紅」や、皮の白い「安納こがね」「安納もみじ」があります。どちらも、中はベータカロテンによる鮮やかなオレンジ色をしています。焼き芋や蒸かし芋にしたときの味が忘れられなくて…と、一度食べると毎年の行事のように購入するファンが多いそうですよ。


種子島むらさき

種子島特産の紫芋です。紫色の皮の「種子島紫」、白い皮の「種子島ゴールド」があります。強力な抗酸化作用を持つポリフェノールの一種「アントシアニン」によって、中身はなんとキレイな紫色!健康指向のブランド野菜のさつまいもとして、一躍有名になりました。しかも、ポリフェノールだけではなく、他のさつまいもと同じように、ビタミンCやE、食物繊維、カリウム、ヤラピン・・・などと豊富な栄養素を持っています。
他のさつまいもと同様、暖地で栽培すると甘さや旨味も増すので、種子島の気候風土に非常に良く合った作物なのです。
形は丸いものが多く、蒸かし芋や焼き芋にするのもお薦めです。はっちーは、その昔、北海道の友人に送ってとても喜ばれた思い出があります。友人のお母さんは、送ったむらさき芋で「きんとん」を作ってくれたそうな♪う~ん、美味しそう~♪


さつまいもの調理方法

江戸時代、庶民の生活に定着したさつまいもは、料理法も増えていきました。1789年、当時流行っていた料理やアイデア料理を集め、その料理法を紹介する「甘藷百珍」という書物も書かれたほどです。


さつまいもの甘さを楽しみたい場合は、手軽に調理できる電子レンジよりも、時間をかけて丸ごと蒸すか、オーブンでじっくり焼いて食べるのが良いでしょう。さつまいもは、低温でゆっくり加熱すると甘くなる性質があります。これは、さつまいもに含まれるでんぷんが、でんぷん糖化酵素のアミラーゼの働きにより、マルトースという糖分に変えてくれるからです。このアミラーゼが活発に働くのは大体摂氏75度くらいです。
また、掘りたての新鮮なものよりも3週間から一ヶ月以上熟成させると、甘くなり美味しくなるそうです。


皮をむいて調理する場合は、2mmくらいの厚さに剥きます。さつまいもは表皮から1~2mmほどのところにアクがあります。けれど、皮の近くには多くの栄養が詰まっています。できるだけ、皮ごと食べられるような調理を工夫してみてはいかがでしょうか?



次回は、さつまいもの持つ栄養、美味しいさつまいもの選び方と、保存方法、はっちーのお薦めレシピです!

はっちー★

次回もお楽しみに!


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