地球温暖化、資源とエネルギー問題、パンダやトラなどの絶滅危惧…世界的な環境問題を、身近でできることから考える講座が2007年3月10日(土)に開かれました。
環境コンサルタントで、テレビやラジオ(ロハス・サンデー[~2006]など)でも活躍するペオ・エクベリ氏を講師に迎え、今のままでは地球が存続できなくなる現実があること、自然が教えてくれる簡単なルールを実践してサステナビリティ(持続可能)な環境循環型社会をめざそうというお話、スウェーデンの成功事例が、楽しくわかりやすく紹介されました。

環境教育や福祉がすすむスウェーデンのストックホルムにある川の写真。日本でいえば渋谷の川。泳げるほどきれいになるまでに、スウェーデンは30年かかりましたが、日本は今なら10年でできるとエクベリ氏はいいます。

たったひとつの地球の資源で、地球上の生物が存在していく方法は、
「ごみを減らすこと」と「効率をあげること」。
生活のために減らせないことは「効率をあげる」という考え方が、新鮮でした。同じものでも小さくすれば、それだけ資源を使わずごみも減るわけです。省エネ電球を使えば、電気代も約20%ダウン。
堅苦しく考えるのではなくてより良い方法へ。
電化製品の省エネのためには、目玉シールをつけたり(効果大らしい)、「電気をけして、もっと明るい将来に!」と言うのがスウェーデン流。
リサイクルやリユースに関して、生ごみ・プラスチックごみ・ペットボトルを細かく分別し、資源にするスウェーデンの例は、いっけん夢のような話でしたが、実現しているという点で実はもっとも現実的な方法だといえるのでしょう。必要なのは、地球規模・長い時間での安心や健康を考えるように、はじめに意識を変えていくことのようです。

環境循環型社会にするルールは10個ほど。そのうちの4つを具体的な方法といっしょに教えてもらいました。
1. 返すことができる以上に、取らないでください
2. 生物多様性を守りましょう
3. 何もなくなりません、すべては広がる
4. できるだけ地下から取らないでください
携帯電話に使われているタンタルは、リサイクルできない金属で、マウンテンゴリラの生息地でしか採れません。採掘のためにマウンテンゴリラは絶滅の危機に瀕しています。今より採掘が1/4になるよう買い替えを控え、目指せ6年使用。せめて4年。こんなふうに具体的な数値が示されながら説明がありました。
包装のすくない商品、オーガニック製品を選ぶ等、簡単なことから始められます。
サステナビリティな環境循環型社会の為の詳しい方法は、講座を主催した東村山市夢ハウスへメールでお問い合わせください。
ペオ・エクベリ氏は五大陸を周り、世界へ与える日本の影響力がとても大きいことに気づいたそうです。ぜひ日本から環境問題への取り組みを広めていってほしいと語っていました。
会場となった東村山市市民センターでは、東村山市内の小学生が描いた環境ポスターや学習発表、市民のリサイクル作品の展示が行われました。

▽東村山市夢ハウス(美住リサイクルショップ)
▽もったいないラボ ペオ・エクベリ氏のページ
▽ペオ・エクベリ氏がナビゲータをつとめた「ロハス・サンデー」について
この情報は2007年03月18日 18:20現在のものです。
ごみ
リサイクル
東村山市
環境
講演
友達にメールで教える
この記事をはてなブックマークに追加する

TOWNWEB 見(み)隊













