2008年12月20日(土)、東村山市立第5中学校で、スタントマンの実演による緊迫感ある交通安全教室スケアード・ストレイトの実演の様子をご覧ください。
中学生の交通事故の約99%が、自転車によるものだそうです。
今回の内容は「安全な自転車の乗り方」です。小学校のうちは「事故にあわないように」という内容ですが、中学生になると自分が被害者になるだけでなく、「加害者になることもあり得る」というテーマが加わります。
中学生の自転車の乗り方、ヒヤッとしたりムカッとしたり、ドキドキハラハラしたことありませんか?



▲「サンキュー事故」
渋滞しているトラックが右折しようとしている、反対車線の車に右折OKの合図を送り、右折したところ、トラックの脇から出てきた自転車と衝突した事故の再現。「どうぞ」と譲られて「サンキュー」というところから「サンキュー事故」というそうです。

▲「トラックの内輪差による事故」
大きなトラックが曲がる時は、前輪が通ったところより後輪のタイヤは、大幅に内側を通ります。左折するトラックに巻き込まれる事故が多いそうです。


▲「停車中のドアの開放による衝突事故」
停車している車が後方を確認せず、ドアを急に開けたため、後ろから来た自転車と衝突した事故の再現。



▲見通しの悪い道からの「飛び出しによる衝突事故」
スタントは、本職の「スーパードライバーズ」のみなさんが担当。普段は映画やドラマのお仕事をされています。一瞬、スタントに失敗して本当に事故が起きたのではないか?と思わせるほどのリアルさに圧倒されました。
電話で救急車を呼んだり、倒れている人に「大丈夫かー!!」と声をかけたり、事故の現場に居合わせたとき何をしなければいけないのか?いうところまで再現されているので、見ているこちらも事故現場を疑似体験することができます。
昨年実際に起きた事故で、自転車を運転していた学生が会社員と衝突し、下半身不随になるという事故が起きています。その事故の損害賠償請求が1億円だったそうです。
「賠償金は親が家を売り、土地を売り、車を売り、それでも足りないので、家族みんなで働いて賠償金を払うことになるんだ」という話を警視庁交通部の川上薫さんがされました。このときばかりは、生徒たちも神妙な面持ちで話を聞いていました。
一つの事故が人生を変えてしまうことがあります。
中学生と言えば怖いものなしで、一人で大きくなったような言動をするもので、自分を振り返ってもそれはそれは生意気な時代だったわけですが、この会を実施するために、どれだけ人数の大人が関わって、どれだけ大人が君たちのことを大事に思っているのか、君たちの命を大切に思っているのか、を、少しでも感じて欲しい、お互いの命や生活を大切にして欲しい、と、思わずにはいられませんでした。
◎関連記事:【スケアード・ストレイト~交通事故再現・体験③ 東村山市5中】スタントの後は、子供たちが実際に自転車にのって危険走行の体験をします。
この情報は2008年12月24日 11:49現在のものです。
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