2008年10月26日(日)東伏見にある千駄山広場において、西東京市の消防団12分団が日頃の訓練の成果を競うポンプ車操法大会が行われました。
あいにくの小雨がパラつく中、朝8時15分より12台のポンプ車、約200名の消防団員、消防署、関係者、見学者が集まり、操法大会が繰り広げられました。
操法大会とは、操法=操作方法の型のことで、消防のいろいろな訓練の「型」をどれだけきちんとできるかを競う年に一度の大会です。今回はポンプ車放水の操法でした。

12台勢ぞろいのポンプ車。各団によってちょっとづつ消防車の様式が違います。

開会式の様子。消防署関係者、消防団12分団勢ぞろい。圧巻です。
消防団のみなさんは、この日に向けてポンプ車操法の練習を積み重ねてきました。それぞれ自分の仕事が終わった夜に集まり、田無のJA駐車場や、防災センターなど場所を借りて、練習をしたそうです。なかなかポンプ車を使って実際に放水できる場所がなく、各消防団順番で田無教習所など放水可能な施設を借りてで放水訓練をしたそうです。

自称第1分団の応援団という方の応援グッズ。

消防車にはどれも「演習」の旗が立っています。
いよいよ競技のスタートです。操法大会は、各分団ごとに5名の操法隊員がゼッケンをつけて出場し技を競います。

訓練が今まさに始まるところ。緊張感がその背中から伝わってきます。
出番ではない時に、会場の脇で何度も並び方、足の踏み出し方のリズムを確認する姿が多く見られ、消防団の意気込みが感じられました。

吸水ホースを水槽に入れるところ。真剣な表情!
掛け声を合図に、5人の操法隊員がポンプ車に乗り込み~降りて、ホースを車から降ろし、吸水ホースの設置、放水ホースの準備、放水、片付けと一連の操作を披露します。
見ていると簡単そうな気もするのですが、ホースにかかる水圧はかなりの重さになり、ただ持っていたのでは、水圧に負けてホースを動かすことすらできなくなるそうです。やはり日頃の訓練が大事なのですね。

ホースを運びます。後ろにいる黄色の人は審査員。

「火」と書かれた的を目掛けて放水します。

出番終了!緊張がほぐれ安堵の表情。お疲れさまでした。
競技の間、同じ分団の人たちが「落ち着いて!」「焦るな!」「声を張れ!」と応援する姿に、操法隊員5人だけで競技に参加しているのではなくて、分団全員の力を合わせているのだな~と思いました。

使用後のホースには、圧縮酸素を送ってホースの中の水を出すそうです。

ホースの後片付けも大事な仕事のひとつ。今回の競技には含まれませんが、大きな体で丁寧にホースを巻いている姿が印象的でした。
全12分団の競技が終わったのはお昼近く。
今回のポンプ車操法大会優勝は、第1分団の皆さんでした。続いて準優勝第3分団、2位と同点だったけど減点内容で惜しくも3位となった第5分団という成績結果でした。
最後に、カッコイイお姿をごらんください。消防団幹部OB「桜花会」のみなさんの「火消半纏」姿です。

祭半纏と違って柔道着のような厚い生地で、今でもこの半纏を着て活動されている地域もあるとか。う~ん、纏(まとい)を持ってる姿をぜひ拝見したいっ!
また、消防団操法大会は毎年行われています。見学は自由、無料です。消防車好きのお子さんにもお勧めです。
◎関連記事:平成十九年 西東京市消防団出初式
この情報は2008年10月27日 14:39現在のものです。
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